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2019年8月8日木曜日

SSL対応のためのファイルの再アップロードとファイルの修正(3)

 前回はSSL用に.htaccessを修正しました。と言っても、今は不要になったリダイレクトを削除しただけで、実質的には非SSL版と変わりません。

 今回はSSL対応のためのリダイレクトを.htaccessに加えていきます。

 ファイルをまるごとSSL用ディレクトリ(/ssl)に最アップロードして、非SSL領域の.htaccessで丸ごとSSL領域にリダイレクトすれば簡単なのかもしれませんが、今回はディレクトリ単位でSSL領域にアップデートして、様子を見ながら作業を進めていきたいと考えています。SSL領域のファイルの内部リンクは、非SSL領域のファイルを参照していますので、それを非SSL領域の.htaccessでSSL領域にリダイレクトさせてみます。

 ところで、リダイレクトには「301リダイレクト」と「302リダイレクト」あります。

 「301リダイレクト」は、恒久的なページの移動を意味するリダイレクトです。.htaccessでは次のようにRedirectの後にpermanentキーワードを付けてリダイレクトを指示します。

Redirect permanent /file1.html file_new.html

 これに対して、「302リダイレクト」は、トラブル発生時などの一時的なページの移動を意味するリダイレクトです。.htaccessでは次のようにRedirectの後に tempキーワードを付けてリダイレクトを指示します。

Redirect temp /file1.html file_new.html

 SEO上は「301リダイレクト」はリダイレクト前のページの評価がリダイレクト後のページに継承され、「302リダイレクト」では継承されないと言われたりもしますが、Googleは両者を区別しないという情報もあります。どちらが正しいのかよくわからないでので、今回は念のため「301リダイレクト」を使うことにします。

 以前のページの評価をリダイレクト先に継承し続けるために、一度設置した「301リダイレクト」は解除してはならないらしい。つい、うっかりして非SSL領域の.htaccessを消してしまったりリダイレクトを解除してしまわないか少し心配です。

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