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2019年8月8日木曜日

SSL対応のためのファイルの再アップロードとファイルの修正(2)

 今回は、/ssl/homeにアップロードする.htaccessの内容を見直し、必要であれば修正します。

 .htaccessをファイルの先頭から精査します。

 まず最初にあるのは、

RewriteEngine on

 これって、なんだっけ? これを書いたのは数年前なのですっかり忘れていたが、リダイレクト処理を記述するために必要らしい。これはそのまま残す必要がある。

 次にあるのは、ページ表示速度改善のための圧縮ファイルの設定。ファイルをgzファイルに圧縮することで表示速度を改善することができますが、そのための設定です。

##圧縮
RewriteCond %{HTTP:Accept-Encoding} gzip
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME}\.gz -s
RewriteRule .+ %{REQUEST_URI}.gz

#スタイルシート (.css)
<FilesMatch "\.css\.gz$">
 ForceType text/css
 AddEncoding x-gzip .gz
</FilesMatch>

#Javascript (.js)
<FilesMatch "\.js\.gz$">
 ForceType application/x-javascript
 AddEncoding x-gzip .gz
</FilesMatch>

#HTML (.html)
<FilesMatch "\.html\.gz$">
 ForceType   text/html
 AddEncoding x-gzip .gz
</FilesMatch>

 これも、そのままで良いでしょう。

 ブラウザにキャッシュさせる時間をファイルの種類別に設定します。キャッシュさせる時間を長く設定すれば、繰り返し表示される場合に表示時間を短縮できますが、ファイル更新の反映が遅れます。

RewriteRule \.php$ - [L,E=X_CACHE_PATTERN1:]
RewriteRule \.html$ - [L,E=X_CACHE_PATTERN2:]
RewriteRule \.(css|js)$ - [L,E=X_CACHE_PATTERN3:]
RewriteRule \.(gif|jpe?g|png)$ - [L,E=X_CACHE_PATTERN4:]


# For CSS,JavaScript files
#Header set Cache-Control "max-age=600" env=X_CACHE_PATTERN3

# For Image files
#Header set Cache-Control "max-age=86400" env=X_CACHE_PATTERN4

 設定内容には改良の余地もありそうですが、SSL化に関して必要な修正はありません。

 あとは、Redirect temp によるURLリダイレクトの設定が続きますが。すべてウェブマスターツール(現在のサーチコンソール)で発生した「ファイルが見つからない」エラーの対策なので、SSL版では削除します。

 ちなみに、Windowsで.htaccessのような.がファイル名の先頭に来るファイルを作るには、メモ帳などのテキストエディタでファイルを保存する際にファイル名を"と"で囲みます。.htaccessの場合は".htaccess"というファイル名で保存します。

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