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2019年8月15日木曜日

Search Consoleでドメインプロパティを使う

 先日、常時SSL化を行ったサイトをSearch Consoleに登録する際に、新しくSearch Consoleに追加「ドメインプロパティ」を使うべきか、従来からある「URL プレフィックス プロパティ」を使うべきか少し悩みました。結局、httpからのアクセスとhttpsからのアクセスをごちゃまぜにしないで分けて分析した方が良いと考えて「URL プレフィックス プロパティ」で登録しました。

 ところが、同じサイトのhttp:、httpsなどの違いによる異なるバージョンを「URL プレフィックス プロパティ」で個々に登録すると、それぞれが別のサイトとしてインデックスされ、SEO上での評価が分散する可能性があるとの情報もあります。

 そこで、やはり「ドメインプロパティ」を使ってみることにしました。

 Search Console画面左側にあるメニューの「サマリー」の上にあるプルダウンメニュー(プロパティのURLが表示される所)から「プロパティを追加」を選択すると、「プロパティ選択」のポップアップが表示され、「ドメイン」(ドメインプロパティ」)、または「URL プレフィックス」(URL プレフィックス プロパティ)のいずれかの方法でプロパティを追加できるようになります。

 今回は、「ドメインプロパティ」を使いますので「ドメイン」URLの欄に登録するサイトのドメイン名と入力し「続行」ボタンを押します。

 すると、「DNS レコードでのドメイン所有権の確認」ポップアップが表示されます。

 「google-site-verification=」で始まるコード(TXTレコード)をサイトのDNS設定にコピーするように指示されますが、知識不足のため良く理解できません。

 サイトはWebARENA SuiteX上にありますので、SuiteXでのTXTレコードの設定方法について調べてみました。

 すると、WebARENA SuiteXの説明から、「TXTレコード」について以下のことがわかりました。

  • 「TXTレコード」=「送信ドメイン認証」で用いられるコード
  • 「送信ドメイン認証」=メールを送信するメールサーバーの情報をDNSサーバーに記載することで、なりすましを防ぐ機能

 要するに、メールのなりすましを防ぐための仕組みらしいですが、これがSerch Consoleでの認証とどう関わって来るのかよくわかりません。とりあえず、サイトに「TXTレコード」を追加してみます。

 WebARENA SuiteXでは、「サイトマネージャ」-「サイト管理」-「送信ドメイン認証の設定」から設定するドメインを選択した「編集」ボタンを押します。すると、「TXTレコードに追加するIPアドレス」の項目がありますが、この画面では「TXTレコード」は追加できません。「変更」ボタンを押すと、設定内容の確認画面が表示されます。ここで実際の「TXTレコード」値が表示されますが、それを編集することは出来ません。どうやら、前の画面で追加したIPアドレスに基づいて「TXTレコード」が生成されるようですが、「TXTレコード」そのものを直接編集することは出来ないようです。これでは、Search Consoleの要求する「TXTレコードのDNS設定へのコピー」を実現することは出来ません。

 WebARENA SuiteXではSearch Consoleの「ドメインプロパティ」が設定できないのだろうか? とりあえずこの問題はペンディングとします。

2019年8月14日水曜日

SSL対応:ページビュー数が減少?

 昨日、常時SSLへの移行が完了しました。その影響はどうか? ページビュー数を確認すると、前日の1/3以下に減少しています。アウトドアレジャー関連のサイトなので、天候悪化の影響で、常時SSL化以前にも、この程度までことはありました。昨日は大風接近による天候の悪化が少なからず影響しているのかも知れません。しかし、常時SSL化の影響もありそうです。数日は状況を小まめに監視したいと思います。

SSL対応:アナリティクス、Google Search Console、Google AdSenseの設定

 前回の投稿でサイトのSSL化が完了しました。今回は最後の仕上げとして、SSL化したサイトに対してアナリティクス、Google Search Console、Google AdSenseの設定を行います。

 SSL化したページは、各ページに記載したアナリティクスのトラッキングコードを変更する必要はありません。httpでアクセスしていた時のトラッキングコードをそのまま流用できます。

 SSL化に伴い必要となるアナリティクスの設定変更は二か所。「デフォルトのURL」と「ビューの設定」の「ウェブサイトのURL」です。

 「デフォルトのURL」は、アナリティクス画面左側にあるメニューの下側にある「管理(歯車アイコン)」-「プロパティ設定」から設定することができます。「デフォルトのURL」のプルダウンをhttpをhttpsに変更します。

 「ウェブサイトのURL」は、「管理(歯車アイコン)」-「ビューの設定」から設定することができます。「ウェブサイトのURL」のプルダウンをhttpをhttpsに変更します。

 以上でアナリティクスの設定は完了です。

 最近サーチコンソール(Google Search Console)では、「ドメインプロパティ」が設定できるようになりました。これを使えば(ドメインが同じなら)常時SSL化前のサイト(http)と常時SSL化したサイト(https)をまとめて管理できそうですが、今回は新しいプロパティとして常時SSL化したページを追加しました。新しいプロパティは、現バージョンのサーチコンソールでは、画面左側のメニューの「サマリー」の上にあるプルダウンメニュー(プロパティのURLが表示される所)から追加することができます。

 さらに、新しく追加した常時SSL用のプロパティにサイトマップを送信します。

 Google AdSenseに関しては、常時SSL化に伴う設定変更は必要なさそうです。