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2016年12月22日木曜日

HTML Microdata

 HTML Microdata使用すると、HTML中に既存のドキュメントと並行して、ネストされた「名前-値」のペアのグループを定義できるようになります。HTML仕様ではHTML5から使用可能となっています。  Microdataの基本構造となるのは、「名前(name)」と「値(value )」のペアで、これは「プロパティ(property)」と呼ばれます。プロパティをグループ化したものを「アイテム(items)」と呼びます。  定義の順番としては、アイテムを先に作り、そこにプロパティを追加していきます。アイテムを作るには、itemscope属性を使用します。アイテムへのプロパティ追加には、アイテムの子孫のいずれかでitemprop属性が使用されます。
<div itemscope>
 <p>My name is <span itemprop="name">yamada</span>.</p>
</div>

<div itemscope>
 <p>My name is <span itemprop="name">tanaka</span>.</p>
</div>
 上の例では、「"name"-"yamada"」と「"name"-"tanaka"」の二つのプロパティが作られます。  上記の例では構文的な誤りはありませんが、せっかくMicrodataでマークアップしたデータを再利用することは出来ません。データを再利用するには、itemscope属性のitemtype属性(アイテムの型)を指定する必要があります。  itemtypeはURLによって識別され、様々なアイテムが定義されています。itemtypeのURLとして、以下のURLが代表的です。
URL説明
http://data-vocabulary.orgGoogleの検索エンジンで用いられている
http://schema.orgGoogleやMicrosoftなどが共同で進めている構造化データ マークアップの共通仕様策定団体が定義するプロパティ
 http://data-vocabulary.orgの定義は、ほとんどがhttp://schema.orgに移行しましたが、パン屑リストに関してはhttp://data-vocabulary.org/Breadcrumbが効果的です。  次はパン屑リストにhttp://data-vocabulary.org/Breadcrumbで定義されている型付きアイテムを適用した例です。
<ul>
  <li itemscope itemtype="http://data-vocabulary.org/Breadcrumb">
  <a href="http://chiguhagunafugou.blogspot.jp/" itemprop="url">
  <span itemprop="title">ちぐはぐな符号 トップ</span></a> >
  </li>
  <li itemscope itemtype="http://data-vocabulary.org/Breadcrumb">
  <a href="http://chiguhagunafugou.blogspot.jp/2016/12/syntaxhighlightersyntaxhighlighter.html" itemprop="url">
  <span itemprop="title">SyntaxHighlighterの設定</span>
  </a> >
  </li>
</ul>

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